【ホンダ CR-Z 発表】CR-X の後継なのか?

自動車 ニューモデル 新型車
CR-Z
CR-Z 全 6 枚 拡大写真

2月25日に発表されたホンダ『CR-Z』が“あのクルマ”に似ていると思えるのは記者だけではないだろう。あのクルマとは、かつてホンダが発売していた『CR-X』である。果たして、CR-ZはCR-Xの後継モデルなのだろうか?

そんな疑問に対して、「CR-Xは人気のあった車種ですし、いろんな雑誌でも(CR-Xの後継と)書かれていますよね」と笑いつつも「新しいCR-Xを作ろうとしたつもりはありませんし、まったく意識していません」と否定するのは開発責任者である本田技術研究所主任研究員の友部了夫(ともべのりお)さん。

しかし……。コンパクトなボディにワンモーションフォルムの躍動的なデザイン、そしてエクストラウインドウを組み合わせることでスパッと切り落としたテールエンドはCR-Zの特徴であると同時にCR-Xの特徴。それからコンパクトボディの4シーターでありながら、居住性は無視してドライバーを車体の中央付近に座らせるパッケージングなんかもCR-X譲りだ。

「ホンダの中には“スポーツカーはライトウェイト”というのが根底にあるのです。だから、小さなスポーツカーを作ろうとホンダが考える要素を組み合わせた結果として、似た存在になってしまったということでしょうね」

新しいスポーツカーのCR-Zとしてこのクルマを選ぶ人にとっては、20年以上前のモデルであるCR-Xの血が流れている否かなんてどうでもいいことではある。しかし、かつてスポーツモデルに熱狂したオヤジ世代にとっては、かつての人気モデルにノスタルジィを感じるのも自然なことだ。そして、かつてのモデルとの関連性があればいっそうの親近感を覚えることになる……のだが。

ちなみにデザインに関しては「一部CR-Xをモチーフにした部分もあります」(友部さん)とのこと。なんだ、やっぱり。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る