京セラが太陽電池セルを増産、販売体制も強化

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3月2日に竣工を発表した、野洲の新工場
3月2日に竣工を発表した、野洲の新工場 全 1 枚 拡大写真

京セラは、世界的に拡大が見込まれる太陽電池の需要に対応するため、太陽電池セルの増産と販売体制の強化に乗り出す。

従来の太陽電池セルの生産計画について2010年度に550MWとしていたのを600MWに、2011年度650MWとしていたのを800MWにそれぞれ増強する。さらに、3年後の2012年度には、今年度生産予定量の2.5倍となる1GWの生産を目指す。太陽電池セルの生産は、滋賀八日市工場(滋賀県東近江市)と滋賀県野洲市の新工場の2拠点で行う。

また、販売体制も強化する。国内の住宅用は、各種の補助政策により市場拡大が見込まれるため、独自販売網の京セラソーラーフランチャイズ店を現在の87店舗から2010年春に100店舗、2011年3月までに150店舗に増やす。

海外では、欧州、米国の販売代理店を2010年の春にそれぞれ100社規模に拡大する。

《レスポンス編集部》

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