2日深夜、栃木県小山市内の市道で、酔い潰れて路上に寝込んでいたとみられる69歳の男性が、進行してきた普通トラックとみられる車両にはねられる事故が起きた。男性はまもなく死亡したが、車両は逃走。警察はひき逃げ事件として捜査を開始している。
栃木県警・小山署によると、事故が起きたのは2日の午後10時35分ごろ。小山市駅南町1丁目(N36.18.13.2/E139.48.43.9)付近の市道を通り掛った人から「路上に寝込んでいた高齢男性がトラックにひき逃げされた」との通報が寄せられた。
現場に急行した同署員が被害を確認。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。後の調べで同市内に在住する69歳の男性と判明した。トラックはそのまま逃走しており、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
現場は車線区別の無い幅員約5mの直線区間。通報者によると、酒に酔い潰れて路上に寝込んでいる男性を発見。声を掛けたが反応はなかった。帰宅するためにその場を離れたところ、背後で大きな音が響き、逃走するトラックを目撃したという。