[動画]マツダ プレマシー 新型の磨き込まれた機能と走り

自動車 ニューモデル 新型車
動画スクリーンショット
動画スクリーンショット 全 6 枚 拡大写真

マツダは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、新型『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)を発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。

新型プレマシーの大きな特徴のひとつが、そのデザイン。マツダのコンセプトカーに導入されてきたデザイン言語、「NAGARE(流れ)」を、市販モデルに初めて応用した。ボディサイドに個性的なキャラクターラインを配しただけでなく、エアロダイナミクス性能を徹底追求。空気抵抗係数を示すCd 値は0.30と、ミニバンとしては異例の好数値を実現した。

新型のボディサイズは、全長4585×全幅1750×全高1615mm、ホイールベース2750mm。現行型と比較すると、20mm長く、5mmワイド、5mm背が高い。ホイールベースは変わっていない。

インパネやシート、ドアトリムなどにもNAGARE デザインを反映。スポーティかつ上質で機能性の高い、ドライバーオリエンテッドなコックピットとした。2 列目と3 列目シートには、「7シートKarakuri」機能を採用し、使い勝手を引き上げている。

ガソリンエンジンは、i‐stop 付きのMZR型直噴2.0リットル直列4気筒「DISI」。最大出力は150ps/6000rpm、最大トルクは19.5kgm/4500rpmだ。6速MTはギア比を見直すとともに、新たにシフトアップインジケーターを採用して、エコドライブをサポート。i-stop の制御ロジックも進化させ、エンジン停止頻度を増やし、燃費性能を改善させた。欧州複合モード燃費は14.49km/リットル、CO2排出量は159g/km。CO2排出量は、15%の改善を成し遂げた。

新たに1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンを導入。最大出力は115ps/6000rpm、最大トルクは16.8kgm/4000rpmだ。6 速MTとの組み合わせで、軽快な走りをもたらす。欧州複合モード燃費は13.89km/リットル、CO2排出量は168g/kmとなる。

ハンドリングに関しては、ステアリング系をリニアなフィーリングを重視してチューニング。サスペンションの設定は、高速走行時の直進安定性を増す方向へと煮詰められた。

新型プレマシーは欧州では今秋、販売がスタート。日本での発売は、夏頃と思われる。新型の機能性と走りの良さを表現したPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る