【FC EXPO10】日立のPHEV用リチウムイオン電池に多くの引き合い

エコカー EV
日立製作所のプラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)用リチウムイオン電池
日立製作所のプラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)用リチウムイオン電池 全 1 枚 拡大写真

日立製作所は「バッテリージャパン」(国際二次電池展)にプラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)用リチウムイオン電池を出品した。同電池は今年1月に開発したもので、「高エネルギーと高出力性能を両立させた信頼性の高い電池」(日立関係者)だという。

しかし、その開発には苦労した。というのも、PHEV用は「従来のHEV(ハイブリッド電気自動車)用より大幅に密度を上げる必要があり、そのために新しい材料を開発しなければならなかった」(同)からだ。

そして、試行錯誤の末、新しい電極や耐熱セパレータを開発し、ようやくPHEV用が完成した。「4月からサンプル出荷しますが、すでに多くの企業から引き合いがあります」と日立関係者は熱く語る。

この電池は電気自動車だけでなく、スマートグリッドなど産業用としても利用でき、日立では幅広い業界に普及させていきたい考えだ。その周りにはいつも多くの人が集まっていた。

バッテリージャパンは3 - 5日、東京ビッグサイトでFC EXPO2010と同時開催。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  4. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  5. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る