ソニー、3D映像と撮影と制作を促進、マルチイメージプロセッサを発売

自動車 ビジネス 国内マーケット
マルチイメージプロセッサーMPE-200
マルチイメージプロセッサーMPE-200 全 1 枚 拡大写真

ソニーは10日、3D映像を2台のカメラで撮影する際に生じる映像のズレを調整するマルチイメージプロセッサー『MPE-200』を3月15日から発売すると発表した。

MPE-200は、高性能マイクロプロセッサCell Broadband Engineを搭載、2台のカメラで3D映像を撮影する際に生じるカメラ間の色味や光軸などのズレを高速演算で解析して表示するため、簡単に補正できる。3D映像を撮影する際、従来は人間の目で見て確認しながら行っていた2台のカメラ間の調整が容易になるため、カメラの設定にかかる時間の短縮が図れる。

また、左右の映像のわずかなズレも画像処理で微調整することができるため、ズレの少ない見やすい3D映像を撮影できる。さらに、「サイドバイサイド」、「トップアンドボトム」など様々な伝送形式に変換して左右の映像を一つの信号として出力することも可能となっている。

MPE-200は、ステレオイメージプロセッサーソフトウェア「MPES-3D01」と組み合わせて使用する。

同社は3Dテレビを6月から順次発売する予定で、新製品の投入で3D映像の撮影と制作を支援する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る