【NAGOYAオートトレンド10】LED全盛時代のオーディオインストール

自動車 ニューモデル モーターショー
カーオーディオセンターVictory/SoundTrend
カーオーディオセンターVictory/SoundTrend 全 10 枚 拡大写真

会場のポートメッセ名古屋1号館に、LED(発光ダイオード)を組み込んだデモカーが展示された。製作したのは名古屋市北区でカーオーディオのインストールを手がけている「カーオーディオセンターVictory」。

【画像全10枚】

同社代表の大下峰晴さんによると、一昨年頃から徐々に増えていたLEDが、2010年は一気に主流になったという。

こうしたLEDの急速な普及は、液晶モニターなど、これまでに流行した「アピール素材」に比べ、安価で取り付けが簡単でありながらアピール力が強く、インストール時の自由度の高いことが理由だと大下さんは語ってくれた。

LEDのインストール手法は、世に出た途端にインターネットや雑誌で全国に広まり、例えば「名古屋ならでは」といった地域差はそれほどないそうだ。しかし、インストーラー個人によるスタイルの違いが大きいという。

自由に色を変えることができ、「球」を列にして見せたり、パネルを光らせたりと、そのインストール手法は無数に存在する。それらを組み合わせて、どう「アピール」するかはインストーラーの腕の見せ所だ。そのため完成した作品には、得意や好みが従来より色濃く反映されているという。

大下さんが手がけたデモカーは、オートトレンドに今ダイヤカットされたアクリルボードを効果的に使用。ただLEDがを並べた手法に比べ、見る角度によって表情が変化するという効果がある。この手法を前面に押し出したのはVictoryの特徴で、他にも多く展示された他のデモカーとの違いとなっていた。

また、大下さんによるとVictoryには20代のオーナーが多く訪れるという。LEDのコストパフォーマンスの高さは、「若者のクルマ離れ」と言う言葉に反して、このジャンルに若い世代を惹きつける魅力となっているようだ。

《萩野公慈》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. 【日産 リーフ 新型】「公道で無敵」の加速力!? アリアにも負けない上質な走りを実現した「純国産の力」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る