【ルノー ルーテシア 改良新型】5MTモデルをあえて投入したのは?

自動車 ニューモデル 新型車
ルーテシアとブレン氏
ルーテシアとブレン氏 全 7 枚 拡大写真

ルノーが発表した新型ルーテシア。今回の2010年モデルは3代目のプラットフォームからは大きな変更はなく、マイナーチェンジとなるものだが、ラインナップに5MTモデルが用意されている。

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最近の新型車は、よほどのスポーツモデルか商用車用途を意識したものでなければマニュアル車の設定は少ない。FTS(フレンチタッチ、トレンディ、スポーツ)戦略の中で5速マニュアルを設定し、発表会でもフィーチャーしたのはどういった背景によるものだろうか。

発表にあたったルノー・ジャポンのマーケティング部商品計画グループ、マネージャー、フレデリック・ブレン氏に聞いてみた。

ブレン氏によれば、「第一に車はやはり運転して楽しくなければいけない」ということ。マニュアル車には、ATやCVTにない楽しさがあり、それを楽しいと感じている層が確実に存在しており、それが、ルーテシアの既存ユーザーであり、40代以上のユーザーの傾向でもあるそうだ。

実際、ルーテシアの販売台数のうち、20%強がMT車を選ぶらしい。ルノーファンというコアなユーザーであるということの他、比較的年齢層の高い人たちのマニュアル指向が実は高いということもあるようだ。

つまりは、ルーテシアのマーケット分析から判断しても、また既存ユーザーのニーズから判断しても、MT車の設定は必然だったようだ。

なんにしても、スペック的には“テンロク・ツインカム・5MT”といった往年のライトウェイトスポーツの必須条件を満たしていることになるルーテシア。ちょっと運転してみたくなるオジサンは多いのかもしれない。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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