パナソニック、ストラーダチューン搭載のAV一体型ナビ3機種を発表

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
CN-HW860
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パナソニック オートモーティブシステムズ社は16日、ルート探索や地図表示、案内の詳細設定が可能な新機能「ストラーダチューン」を搭載した車載ナビゲーションステム『ストラーダ』の中核モデル「ミドルクラス」の3機種を発表した。発売は6月下旬を予定している。

新ミドルクラスの目玉は「ストラーダチューン」だ。ルート探索時の道幅や抜け道・有料道路などの優先度を設定できる「ルートチューン」、音声案内の頻度やオン・オフを調整する「ガイダンスチューン」、そして地図色・文字サイズなどユーザーの好みに合わせた設定ができる「マップチューン」の3つのメニューを用意。それぞれの設定内容や度合いは視覚的にも分かりやすく配慮されており、ナビゲーション画面かワンタッチでストラーダチューンへアクセスできる。

AV機能ではCDリッピング時のコーデックに「CD音質」(ロスレス)録音モードを新たに搭載。60GBの大容量HDDを採用し、ロスレスモードでも多数の楽曲を収録できる。また、音響システムには好評を博している「音の匠」に、Sクラスで採用している「快適メモリーミュージック」モードをミドルクラス専用に再チューンして追加。圧縮音源でもメリハリのあるクリアなサウンドを実現したほか、イコライザー調整も可能とした。

操作面では、純正ステアリングスイッチやDSRC車載器との連携を実現。ステアリングスイッチ対応はアダプタ不要で、ナビ画面から各ボタンのファンクションを割り当てる学習型としている。また、従来のモデルでも対応済みのGoogle Maps/Yahoo! 路線・地図アプリ連携も引き続き採用。“おでかけストラーダ”による登録でカスタムPOIのインポートを可能としている。

ラインナップは1DIN+1DINのインダッシュタイプ「CN-HX910D」、2DINタイプは「CN-HW890D」「CN-HW860」の2機種。910Dおよび890DはBluetooth内蔵となる。価格はいずれもオープン価格だが、パナソニックでは市場価格をHX910Dが28万円前後、HW890Dが21万円前後、HW860Dは20万円前後と想定している。

《北島友和》

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