2代目となる新型『S60』は、「史上最もダイナミックなボルボ」を目指して開発。クーペのようなルーフラインはいっそう滑らかさを増し、ボリューム感を持たせたボンネットや短い前後オーバーハングが、スポーティさを強調する。
新世代のボルボデザインの象徴となるモデルで、そのデザインコンセプトは昨年発売された『XC60』や『C70』、『C30』にも反映されている。つり上がったヘッドライト、大型のエンブレムを備えるフロントグリル、LEDを採用するテールランプなどが新デザインの特徴だ。
インテリアはドライバー重視の空間。ただし、後席の足元空間は先代比で30mm拡大しており、快適性も向上させた。後席は40対60の分割可倒式。内装色はベージュとブラックの2色が基本だが、オプションでタンカラーのレザーも選択可能。これはボルボの名車、『P1800 ES』(1972 - 73年)や『164』(1968 - 74年)がモチーフだ。