ゼネラルモーターズ(GM)は、「サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」賞の授賞式をGMデザインドームで開催し、16か国の76社のサプライヤーを表彰した。
今回受賞した76社のうち、過去に同賞の受賞歴を持つのサプライヤーは61社。初受賞は15社。式典は11日に開催された。
インテーク・マニホールドのサプライヤーであるドイツのマン・プラス・ヒュンメル社は、サプライヤー・オブ・ザ・イヤーの表彰が始まって以来、18年間毎年表彰されている。
GMのグローバル購買供給チェーン担当のボブ・ソシア副社長は「サプライヤー・オブ・ザ・イヤーで今年表彰されたサプライヤーは、GM史上有数の最も困難な時期に要求されている以上の仕事をやり遂げたワールドクラスのサプライヤーだ」と述べた。
今回のサプライヤー・オブ・ザ・イヤー賞は2009年、GMのグローバルな製品的・業績的な実績で顕著な貢献をしたサプライヤーを表彰するもの。同賞は1992年に発足して以来、毎年、購買、エンジニアリング、クオリティ、マニュファクチャリングおよびロジスティクスの担当幹部で構成される国際的チームが受賞者を選定する。選考基準はクオリティ、サービス、テクノロジー、価格についてのサプライヤーの実績に基づく。
日系企業からはデンソー、ファナック、富士通テン、ヒロテック、川崎汽船、ミツビシ・ヘビー・インダストリーズ・クライメイト・コントロール、三菱電機、日本特殊陶業、日本精機の9社が受賞した。