車載向けインテリジェント・パワースイッチ、IRジャパンが出荷

自動車 ビジネス 企業動向
AUIPS7111S
AUIPS7111S 全 1 枚 拡大写真

インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は、ハイサイド構成の車載用IPS(インテリジェント・パワー・スイッチ)「AUIPS7111S」のサンプル出荷を開始した。

IPSは、保護回路と制御回路を備えたパワーMOSFETで、トラックのジャンクション・ボックスなど、24V系の電源を使う車載システム向のスイッチに適している。

新製品は、オン抵抗(内部抵抗)の最大値が7.5mΩと小さいことが特徴。接合部温度が165度(標準値)を超えた時、回路を遮断する過熱保護や出力電流値が30A(最小値)を超えた際、回路を遮断する過電流保護、スイッチングの信頼性を高めるためのアクティブ・クランプ、繰り返して短絡が発生するような状況に対する保護などの機能を備える。

帰還電流の精度は、全動作温度範囲でプラス・マイナス5%以内と高精度で、オンする時間とオフする時間は車載用途でのEMI(電磁干渉)雑音を最小化するように最適化されている。ESD(静電気放電)保護を備え、低電流で動作する。

10万個購入時の単価は1.90米ドルからの予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る