【OSAKA ゆめライド】自転車目線で見る第二京阪道路

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第二京阪道路
第二京阪道路 全 6 枚 拡大写真

最新の「環境に優しい高速道」を自転車で走る

3月20日に全線開通する第二京阪道路は、国道1号線京都-大阪間の混雑緩和を主目的としてつくられたバイパス道だ。開通に先立って、3月14日、新たに開通する区間を自転車で走る「大阪サイクルイベント 高速道路へ集え! OSAKAゆめライド2010」が開催された。

OSAKAゆめライド10では、自転車で門真ICから高架となっている本線に上がり、約15km先の枚方学研ICで折り返し、また門真ICまで戻るコースを自転車で走行した。最新の「環境に優しい」高速道路はどういったものか、自転車からの視点でチェックをしてみた。

第二京阪道路のコースとして使用された部分は「高機能舗装」が施されている。
この路面は排水性が高く、しかもタイヤと路面が引き起こす音を抑える能力を持つ。既に多くの道路で採用されている技術だ。

排水と騒音抑制は路面にある一般的な舗装路より広い隙間が担う。この隙間は意外と大きくロードタイプの自転車では微振動としてハンドルに伝わるほど。サイクリングの携帯食として使われる「グラノーラ・バー」のような路面は水はけが良さそうだ。機能が目で見える部分と言えるだろう。

◆SFチックな走行感覚

走行したコースの大半は、背が高く湾曲した遮音壁に覆われていた。住宅地を走る高速道路ではこうした配慮は欠かせない。第二京阪の遮音壁は、その多くが外が見える透光タイプだった。高い壁に囲まれていても明るく、景色を楽しみながら走ることができる。自転車目線では周辺の景色を遠望することができ快適だ。

透明の遮音壁に囲まれた道は、昔のSF作品などに登場した「透明なチューブ内を走るハイウェイ」を連想させる光景といえるかもしれない。

《萩野公慈》

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