郵便配達スーパーカブ1万1907台…アクセルが戻りにくい

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ホンダスーパーカブ
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ホンダは、郵便配達用の小型二輪車『スーパーカブ』などのアクセルグリップに不具合があったとして、国土交通大臣に対して改善対策を届け出た。対象台数は、2009年9月15日から2010年3月1日までに製作された1万1907台。不具合件数は22件で、事故は発生していない。

対象となるのは、郵政専用車両の「スーパーカブ110MD」1万1464台と、用品装着車両の「スーパーカブ110PRO」443台。

これらの車両では、アクセルグリップを保持する下側スイッチハウジングの形状が不適切なため、上側スイッチハウジングに組付けるとアクセルグリップを保持する溝幅が狭くなるものがある。そのため、ヒーター付きアクセルグリップを装着した場合、減速時にアクセルグリップを押さえる力が加わると内部で接触することで、アクセル全閉付近の戻りが悪くなるおそれがある。

改善対策として、全車両、対策品の下側スイッチハウジングを組込んだハンドルスイッチASSYと交換する。

なお、対策品の供給に時間を要することから、暫定措置として上側及び下側スイッチハウジングを接触が起きないように組み直すとともに、アクセルグリップのケーブル巻取り部に潤滑剤を塗布し、部品の準備ができ次第対策品と交換する。

《レスポンス編集部》

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