逮捕のひき逃げ容疑者、「眠れない日々」と供述

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今月上旬に東京都日野市内の市道で発生した死亡ひき逃げ事件について、警視庁は19日、八王子市内に在住する29歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているという。

警視庁・日野署によると、問題の事故は2010年3月7日の午前5時50分ごろ発生した。日野市落川(N35.39.26.0/E139.26.2.9)付近の市道で頭から血を流した男性を通行人が発見。男性は近くの病院に収容されたが、全身強打が原因で約6時間後に死亡した。後の調べで現場近くに在住する65歳の男性と判明している。

被害者の着衣にタイヤ痕が残されていたことから、警察はひき逃げ事件として捜査を開始。現場から採取した破片や、近くに設置されていた防犯カメラ映像の分析を進めていたが、その結果として車種を特定。周辺での車当たり捜査で容疑車両の軽ワゴン車を発見し、事故当時にこのクルマを運転していた29歳の男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は住宅地の中にある丁字路交差点。当初、男性は散歩中にはねられたとみられていたが、後の調べで未明から酔い潰れていた可能性が高くなっていた。調べに対して男は「怖くなって逃げた」、「いつか捕まると思い、眠れない日々だった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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