【MapFan for iPhone 登場】iPhone対応のためにゼロから設計
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開発を担当したインクリメントPの今枝洋一氏は「これまでのMapFanシリーズをベースにしつつ、iPhoneアプリ向けにゼロから開発したものです」と説明する。
既存のMapFanシリーズとの違いは操作性の部分に現れている。「当然ですがiPhoneには十字キーのようなものがありませんから、UIからして違います。アップルの基準に合わせ、地図の縮尺変更もピンチインやアウトでするようになりました」と今枝氏。
地図はベクターデータで収録されており、拡大や縮小は素早く行えるし、デザインの崩れもない。回転も指1本で自由に行える。このために単純な地図として使うときにも進行方向の把握がしやすい。
地図データは2010年1月現在のもので、同社製のものとしては最も新しいデータだという。色調はユニバーサルデザインを取り入れており、色弱者対応も考慮している。
《石田真一》