[上海エキスポ10]GMと上海汽車、未来のシティコミューターEVを提案

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EV-Nコンセプト
EV-Nコンセプト 全 14 枚 拡大写真

GMと中国合弁パートナーの上海汽車は24日、5月1日に開幕する「上海エキスポ(万博)2010」において、EVコンセプトカーの『EV-N』を公開すると発表した。

画像14枚:GMと上海汽車のEV-Nコンセプト

GMの調査によると、2030年には人口の都市集中がさらに進み、世界人口約80億人のうち、60%以上が都市近郊に居住するという。そうなると、都市部の渋滞はいっそう深刻になり、経済活動への影響は深刻度を増す。

EV-Nは、未来のEVシティコミューターを提案したモデル。2輪2シーターのボディは、全長1500mmとコンパクト。カーボンファイバーなどの素材を使い、車両重量は500kg以下という軽量さだ。道路占有面積を減らし、環境負荷を減らそうというアイデアである。

EV-Nは、3種類を用意。GMの欧州部門が手かげた『Jiao』(プライドの意)、米GMのカリフォルニアデザインセンターが設計した『Miao』(マジックの意)、GMのオーストラリア部門、ホールデンが手がけた『Xiao』(笑いの意)の3タイプがそろえられた。

また技術面では、GMと電動立ち乗り2輪車で有名なセグウェイ社が2009年4月に発表した、プロジェクト『PUMA』(パーソナル・アーバン・モビリティ&アクセスビリティ)を発展。EV-Nは最新の2ホイールバランス技術を導入し、2輪でも安定した走行性能を発揮するとともに、2輪それぞれにモーターを内蔵。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、最大航続距離40km程度の実用性を備える。充電は、家庭用コンセントから可能だ。

さらにEV-Nには、GMの「オンスター」や「V2V」(ビークルトゥービークル)技術を搭載。オンスターによる衛星を使ったナビゲーション&緊急通報システム、V2Vによる自動運転や衝突回避などを可能にしている。

3台のEV-Nは、5月1日から10月31日まで、上海エキスポ2010の上海GMパビリオンに展示。将来的にGMと上海汽車は、2000万人都市で渋滞のひどい上海において、EV-Nの実用化を目指している。

《森脇稔》

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