セブリング12時間耐久レース…プジョーが仏勢で初勝利、独勢を止める

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プジョーがワンツー・フィニッシュ
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アメリカン・ルマン・シリーズのセブリング12時間耐久レース決勝が20日、開催され、2台のプジョー「908 HDi FAP」がワンツー・フィニッシュ。伝統のセブリング12時間耐久レースでフランス勢として初の優勝であり、11年間続いたドイツ車の勝利に終止符を打った。

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グリッド最前列からセブリング12時間の決勝をスタートした2台の908HDi FAPは、メカニカルトラブルもなく、終始離れることなく周回を重ねた。目立った強敵もいない中、2台は互いだけをライバルに激しいレースを展開。ピットのタイミングやスピン、パンクなど、わずかのきっかけで抜きつ抜かれつの展開。

先頭をきってチェッカーフラッグを受けたのは、コースを367周していたマルク・ジュネ/アレクサンダー・ブルツ/アンソニー・デビッドソン組の07号車で、13.817秒後にチームメイトであるセバスチャン・ブルデー/ニコラ・ミナシアン/ペドロ・ラミー組の08号車が続いた。

3位はローラ・ジャッド(ムック/プリマー/フェルナンデス組、+3周)、4位はポルシェRSスパイダー(ピケット/グラフ/マッセン、+14周)、5位はホンダ(パジェノー/ブラバム/フランキッティ、+18周)だった。

6月のルマン24時間耐久レースを視野に入れ、その準備としてフロリダに飛んだチーム・プジョー・トタルは、数々のデータに加え、レースの結果でも記念すべき成績を残して帰国する。

《高木啓》

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