【バンコクモーターショー10】ホンダのアジア戦略車、バンコクにも現る

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダNew Small CONCEPT
ホンダNew Small CONCEPT 全 8 枚 拡大写真

日産『マーチ』と並び、バンコクのクルマ好き市民(中間階級以上のタイ人は日本人よりもクルマへの関心が高い)の間で話題になっているバンコクモーターショー展示車が、ホンダの『New Small CONCEPT』(ニュー・スモール・コンセプト)。

『ジャズ』(日本名『フィット』)よりもひとまわり小さなコンパクトカーで、今年1月のインド・デリーモーターショーで世界初公開されたモデルだ。インドとタイを中心にしたアジア向けの戦略車で、タイでも生産される計画になっている。

正式発売は2011年が予定されているからショー出展車両はまだまだショー用のコンセプトモデルだが、サイドウインドウを小さくし、側面にシャープな切り込みを入れたスタイリッシュなフォルムが特徴的である。雰囲気としては、大幅にスタイリッシュにした「ロゴ」という感じだ。

このニュー・スモール・コンセプトは、ジャズよりもワンサイズ小さく、マーチと同じ土俵。新型マーチ同様に低価格で販売され、アジア地域で大ヒットが確実視されている新型マーチの独走を阻止するという大役を背負っている。噂によると、今回のモーターショー出品目的は「発売予定があることを告知して新型マーチに流れる客を食い止めるため」なのだとか。

《工藤貴宏》

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