伊藤忠、豪州ウラン開発の権益を取得

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伊藤忠商事は、豪州子会社ニッポン・ウラニウム・リソーセズ(オーストラリア)を通じてカラハリ・ミネラルズの株式15%を取得することで合意した。伊藤忠はカラハリ社の筆頭株主となる。

カラハリ社は、ナミビア共和国に所在するロッシング・サウス鉱区の権益を100%保有するエクストラクト・リソーセズの株式約40%を保有する筆頭株主。ロッシング・サウス鉱区は、世界有数の資源量を持つ大規模ウラン鉱区で、現在、事業化調査を進めている。ウランの生産開始は2013年の予定で、伊藤忠はプロジェクトに参画する。

地球温暖化防止のため、温暖化ガス排出削減の必要性が高まり、世界各国で原子力発電施設が拡大する見通し。これに伴ってウラン需要も増加が見込まれる。伊藤忠は、世界最大級のウラン案件の権益を取得、日本のウラン資源の安定供給に貢献していく方針だ。

伊藤忠は、今回の権益取得では資源エネルギー庁の全面支援、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の金融・技術支援を受ける予定。

《レスポンス編集部》

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