出光興産、豪エンシャム鉱山で坑内掘りを決定

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出光興産は、子会社の出光オーストラリアリソーシスが85%の権益を保有するクイーンズランド州エンシャム鉱山で、坑内掘り鉱山開発を決定したと発表した。

エンシャム鉱山は1994年の開山以来、露天掘り鉱山として段階的に拡張し、昨年は鉱山全体で760万tの一般炭を生産した。これまで露天掘りで石炭を採掘してきたが、石炭層が深化していることに対応し、坑内掘りによる生産も開始する。

坑内掘りでは直接石炭層を採掘するため、石炭層の上部にある土砂を除去する露天掘りに比べ低コストでの生産が可能となる。坑内掘り開発に伴う同社の投資額は、1億4000万豪ドル(約118億円)を計画している。現在、採掘権鉱区の拡大に必要な最終許認可手続きを進めており、許認可が得られ次第、建設作業を開始する。

《レスポンス編集部》

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