フェラーリ新ディーラー…顧客との接点は広く

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フェラーリ正規ディーラーロッソ・スクーデリア オープン
フェラーリ正規ディーラーロッソ・スクーデリア オープン 全 7 枚 拡大写真

27日、ファラーリのショールームが南青山にグランドオープンする。「フェラーリと聞くと敷居を高く感じてしまう」と語るのは、新規ディーラー「ロッソ・スクーデリア」の等々力好泰社長、1台2000万円を超える高額商材を扱うことに不安を隠せないようだ。

これまで、フェラーリの国内販売はコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが国内輸入権をもつ「日本総代理店」となっていたが、2008年7月1日にフェラーリ日本法人が設立され、コーンズは「正規代理店」に移行した。これにより、新規のディーラーが参入できる状況となった。

新たにフェラーリを販売することになるロッソ・スクーデリアは、フェラーリの販売のため新規に設立された会社、フェラーリのみを取り扱う正規ディーラーとしては日本初。社名の「ロッソ・スクーデリア(赤いチームの意味)」は設立にあたりフェラーリ本社から贈られたもので、フェラーリとしても力の入るディーラとなる。

ロッソ・スクーデリアは、自動車販売会社としては1927年設立のシボレー販売会社を出発点として、現在グループ会社では、新潟県でのトヨタディーラーなど各種関連事業の経営、首都圏でのメルセデスベンツ販売店の経営、また、1995年からは中国におけるトヨタ及びレクサス、BMW、 MINIの販売会社を展開するなどの実績を持つ。

等々力社長は、フェラーリであっても、これまで量販車両の販売で培ってきた親しみやすいディーラー作りを目指すと言い、まもなく目黒区碑文谷にオープンするアフターセールス拠点では、フェラーリの並行輸入車や中古車にも対応するなど、新規顧客につながる接点として幅拾い層に新ディーラーをアピールしていく考えだ。

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