【東京モーターサイクルショー10】コンバット風のヤマハ セロー 25周年モデル
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これはフェンダーやカウルに、まるで軍用車両のようなカモフラージュ模様のグラフィックを施し、ワイルドなイメージに仕上げたものだ。
担当者によると、発売は夏頃を予定しているとのこと。「近いうちにお客様の手元に届けられます。市販される車両も、今回展示しているのとほぼ同じクオリティーと思ってください」と語っていた。
このグラフィックはステッカーを貼り付けただけではなく、米国のある企業が持つ特許技術を使い塗装したもの。「ステッカーの場合はひっかくとすぐに剥がれたりしますが、このグラフィックは取れにくいです。もちろん、傷はつきますが、フェンダーはベージュ色の素材を使っているので、傷がついたとしても目立ちにくいです」と、担当者は話す。林道などを走るユーザーにとってはありがたい配慮だ。
なお、この塗装技術は『TMAX』の10周年記念モデルのカーボングラフィックにも使われている。こちらの車両は、シートの下の部分とハンドルの中央をよく見ると確認できる。
《佐藤隆博》