【バンコクモーターショー10】日本メーカー広報部員も驚きの派手さ

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「ずいぶん派手なんですね。驚きました」と会場で記者に声をかけてきたのは、今回初めてバンコクモーターショーに訪れたという某自動車メーカーの広報部員。彼が驚くのも無理はない、バンコクモーターショーはとにかく会場が派手なのだ。

「東南アジア」という先入観で考えると、バンコクモーターショーは単なる展示会のように、敷地でクルマを並べているだけのチープなイベントと想像するかもしれない。ブースだって簡素な作りと思われることだろう。

しかしそれは、現実のバンコクモーターショーと大きく異なる。日本の主要メーカー(トヨタ&レクサス、日産、ホンダ、マツダ、三菱)は2009年の東京モーターショーと同等かそれ以上に大掛かりで凝ったブースを設営し、09年の東京モーターショーには参加のなかったメルセデスベンツやBMW&MINIも出展し派手なブースを展開、フォルクスワーゲンやボルボだってある。不景気ムードによるコストの都合から09年の東京モーターショーにはお目見えしなかった「2階建てブース」も、バンコクモーターショーでは当たり前だ。

それに加えて、東京モーターショーの比ではないほどの大量のコンパニオン投入と、派手なステージイベントによる演出。「豪華なブース裵大量のコンパニオン」による相乗効果により、“さみしかった09年の東京モーターショー”と比べると、2010年のバンコクモーターショーの雰囲気は「3倍くらい派手!」という印象である。

初めて訪れた日本メーカーの広報部員が驚くのも無理はない。

《工藤貴宏》

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