新日石、ロシアの潤滑油販売事業に参入

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新日本石油は、今年7月にもロシアで潤滑油販売事業に参入する。モスクワに販売会社を設立する。

ロシアは、日本を上回る潤滑油市場を持つ。足元の経済は、世界金融危機の影響を受けて依然として低迷しているものの、個人消費を中心に徐々に回復の兆しが拡がっており、中長期的には日系・欧米系自動車メーカーの進出や工場拡張の計画もあり、潤滑油のマーケットも拡大する見通し。

こうした状況をふまえ、今後のロシアでの潤滑事業の展開を検討した結果、事業の継続的な発展のためには、需要家ニーズに合った製造・販売体制を構築することが必要と判断、販売会社を設立する。

販売会社は「ニッポン・オイル&エナジー」で資本金は約2億1000万円程度。同社が100%出資する。

販売会社設立に先立ち、ロシアの大手石油会社ガスプロムネフチ社の傘下企業、ガスプロムネフチ・ルブリカンツ社への委託による潤滑油製品の現地製造を3月末から開始する。

《レスポンス編集部》

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