日産 クエスト 新型、ティーザー開始

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クエスト 次期型 全 1 枚 拡大写真

北米日産は30日、次期『クエスト』のティーザーキャンペーンを開始した。

3代目に当たる現行クエストは2003年1月、デトロイトモーターショーでデビュー。全長5185mm、全幅1970mm、ホイールベース3150mmという北米市場専用の大型ミニバンだ。エンジンは3.5リットルV型6気筒ガソリン。生産はミシシッピ州キャントン工場が担当する。

2005年8月から、中国への輸出を開始。2006年2月にはマイナーチェンジを受け、内外装のデザインを大幅に変更した。2009年の米国年間セールスは、前年比53.8%減の8437台と、好調とは言い難い。

次期クエストは、日産車体九州工場製に切り替わる。『エルグランド』のプラットフォームをベースとし、エンジンは3.7リットルV型6気筒ガソリン(300ps)を搭載するとの噂だ。また、全幅は現行比で約130mm拡幅され、3列シートの空間は、ゆとりが増すという。

北米日産は、新型の写真1枚を公表。エルグランドを思わせる堂々のフロントマスクが確認できる。北米日産は「次期型は、優れたデザインと運転する楽しさを併せ持ち、ミニバンに求められるボディサイズ、安全性、機能性、快適性を最高レベルにまとめ上げた」と、自信を見せる。

4代目クエストは、年内に正式発表され、2011年初頭から北米で販売開始。米国では、ミニバン市場は縮小傾向にあるが、トヨタが2009年12月のロサンゼルスモーターショーで新型『シエナ』を、ホンダが2010年2月のシカゴモーターショーで次期『オデッセイコンセプト』を発表しており、日本メーカーの新型3台が出そろうことになる。

《森脇稔》

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