新日鉄、高級鋼の製造力強化へ脱ガス設備増設

自動車 ビジネス 企業動向
君津製鉄所真空脱ガス設備
君津製鉄所真空脱ガス設備 全 1 枚 拡大写真

新日本製鐵は2日、自動車生産台数の回復に伴って高級鋼の需要が増大が見込まれるため、君津製鉄所に増設工事を進めてきた鋼の二次精錬設備である脱ガス設備が本格稼働を開始したと発表した。

脱ガス設備は、溶鋼中の水素、炭素を除去する設備で、エネルギー向け厚板鋼板や自動車用鋼板などの高級鋼の製造に必要な設備。今回増設した設備の能力は年間200万t。

脱ガス設備は、2007年に八幡製鉄所と名古屋製鉄所に1基ずつ増設を完了しており、今回の君津製鉄所での増設で、一貫生産体制が完成、高級鋼対応力を強化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る