横浜ゴム、ロシアで乗用車用タイヤ工場の起工式を開催

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ロシアで新タイヤ工場の起工式を開催。起工式で挨拶する鈴木伸一横浜ゴム常務執行役員
ロシアで新タイヤ工場の起工式を開催。起工式で挨拶する鈴木伸一横浜ゴム常務執行役員 全 2 枚 拡大写真

横浜ゴムは、ロシアのタイヤ生産販売会社ヨコハマR.P.Z.が、リペツク州リペツク特別経済区(SEZ)でタイヤ工場の起工式を開催した。

[写真:石に記念プレートをはめ込むセレモニー風景]

起工式にはリペツク州知事、ロシア連邦・州政府及びSEZ関係者、日本大使館公使など総勢50人が出席した。

起工式で横浜ゴムの鈴木常務執行役員は「横浜ゴムは伊藤忠商事と合弁で2005年にモスクワ州にタイヤ販売会社ヨコハマロシアを設立して以来、毎年順調に販売を伸ばし、ロシアは横浜ゴムにとって重要な市場に成長した。新タイヤ工場の建設は、ロシア全土に最高品質のタイヤをいち早く届けることが目的で、環境や省エネルギーに十二分に配慮した最新鋭工場を計画している」と述べた。

ヨコハマR.P.Z.は2008年12月に設立した。資本金は現在18.4億ルーブル(約57億円)で、横浜ゴムが80%、伊藤忠が20%出資する。24ヘクタールの敷地に48億ルーブル(約148億円)を投じて4万3000平方メートルの乗用車タイヤ工場を建設する。2011年中に年間生産能力140万本で操業開始する予定。

《レスポンス編集部》

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