シトロエン エアクロス…C3ピカソ がSUVに変身

自動車 ニューモデル 新型車
エアクロス
エアクロス 全 2 枚 拡大写真
シトロエンは5日、ブラジル市場へ投入する『エアクロス』の写真を公表した。『C3ピカソ』をベースに、クロスオーバーテイストを付加したブラジル専用車だ。

C3ピカソは2008年10月、パリモーターショーでデビュー。『C3』をベースに開発された小型MPVだ。ボディサイズは、全長4080×全幅1730×全高1620mm。取り回し性に優れるコンパクトサイズでありながら、できるだけボディを四角形に近づけることで、クラス最大級の広い室内空間を実現した。大きなガラスエリアも特徴で、フロントウィンドウは巨大なガラス面積と視界確保を両立するために、3分割されている。

2列シート、5人乗りの室内は広々。荷室容量は、5人乗りの状態で500リットル(VDA計測法)を確保しており、リアシートを倒せば、1506リットルへ拡大する。また助手席を倒せば、室内長2410mmの圧倒的スペースが出現。荷室フロアの高さは、2段階で調整できる。

エンジンはガソリン2機種、ディーゼル2機種の合計4ユニット。ガソリンはBMWと共同開発した1.6リットル直列4気筒で、最大出力は95psと120ps。ディーゼルも1.6リットル直列4気筒で、最大出力は90psと110ps。CO2排出量はそれぞれ125g/km、130g/kmとなっている。

C3ピカソは、欧州では2009年から販売されているが、今回、その派生車種として、エアクロスが登場。C3ピカソが、ブラジル市場向けのクロスオーバーに変身した。

外観は、背面スペアタイヤキャリア、大径タイヤ、ルーフレール、アンダーガード、サイドシルガード、ホイールアーチエクステンションなどが特徴。グリルやバンパーも専用デザインとなり、力強いイメージが強調されている。

エンジンは、1.6リットルと2.0リットルの直列4気筒。ブラジル向けらしく、ガソリンとエタノール混合燃料に対応するフレックスフューエル仕様となる。

エアクロスは、年内にブラジル市場へ投入される見込み。ブラジル人に受けそうなクロスオーバーといえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る