ホンダは、4月15日から4月17日まで、インテックス大阪で開催される総合福祉展「バリアフリー2010」に、今夏発売予定の『インサイト』の福祉車両を出展する。
ブースでは、より多くの人に移動の喜びを提案したいという想いから「Fun for Everyone. Honda」をテーマとする。ハイブリッドカーのインサイトに身体の状態に合わせて選択できる運転補助装置「ホンダ・テックマチックシステムDタイプ(フロア式)」を装着したモデルや介護車両をはじめ、両上肢に障がいのある人が両足だけで運転操作が可能な足動運転補助装置「ホンダ・フランツシステム」などを展示する。
昨年発売したフィット用のテックマチックシステムDタイプ(フロア式)は、従来モデルと比べ、ゆるやかな加速やブレーキの効き始めの手応えが分かりやすいように改良した上、レバー部/ペダル部の機構をコンパクトにすることで運転席の足元スペースを拡大した。開発では、ユーザーの意見を聞きながら徹底的な改善を重ねたとしている。
また、加齢などにより脚力が低下した人の歩行をサポートする「リズム歩行アシスト」は、病院などとの試験を通じて効果検証を行い、装着のしやすさ、フィット感を向上させるとともに、コンパクト・軽量化したものを出展する。