東洋ゴム子会社、阿佐ヶ谷プロジェクトに建築免震ゴムを納入

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東洋ゴム工業のダイバーテック事業販売子会社の東洋ゴム化工品販売は、構造計画研究所が構造設計して建設する世界初となる三次元免震システム「ハイパーエアサスペンション」を採用した共同住宅「阿佐ヶ谷プロジェクト」に参画、建築免震ゴムを納入する。

阿佐ヶ谷プロジェクトは、構造計画研究所が藤田隆史東京大学名誉教授の指導のもと、清水建設、カヤバシステムマシナリーなどと共同開発した、地震による上下・水平両方向の揺れを低減する三次元免震システム「ハイパーエアサスペンション」を実用化したもの。

国土交通省の公募した2008年度第1回超長期住宅先導的モデル事業に採択されている。建物は今年11月に竣工する予定。

東洋ゴムグループは、自動車タイヤなどで長年培ってきたゴム技術を活用、この三次元免震システムのうちの天然ゴムアイソレーター部分を担当した。免震構造を採用していない場合と比べて、地震の縦揺れを3分の1、横揺れを8分の1程度低減する。

《レスポンス編集部》

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