【ホンダ CR-Z 試乗】スポーツモードで“その気”になれる…津々見友彦

試乗記 国産車
CR-Z
CR-Z 全 5 枚 拡大写真

最大のインパクトはデザイン。ロー&ワイドでまさにスポーツカーのセオリー。ズバリかっこ良い! インテリアも未来感があり、それでいてオモチャっぽくない。

【画像全5枚】

動力性能は低速からトルクがあり、市街地でも使いやすい。だが、スポーツカーとすると、4500rpm以上のトルクがやや大人しい。ゼロヨン加速の雰囲気は17秒台。出来たらもう少し速く、16秒台は欲しいところだ。

ここが10・15モード燃費25.0km/リットル(CVT)を狙う低燃費がウリの辛いところ。とは言うものの、フツーの走りでは全く不満はない。“3モードドライブ”で“スポーツ”にシフトすると、CVTの場合、瞬間的にエンジン回転は高まり、パワステが重くなり、“その気に”させる。

それに褒めたいのはエンジンサウンド。太目のサウンドトーンがスポーツカーらしい気持ちの良さを響かせ酔いしれる。7速CVTのパドルシフトも使いやすいし、6速MTがまたいい。短いストロークでスポーティーに楽しめる。ハンドリングもスポーティなテイスト。ギンギンなスパルタンではないが、品良く仕上げられ、ワインディングではスロットルコントロールで自在に操れ楽しさが倍加する。

更にブレーキもいい。またVSAが標準装備となり安全性がぐっと増した。“ECONモード”で気張らずに低燃費で走れる、インテリジェントなスポーツカーである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場し、その後日産、トヨタ、いすゞのワークスドライバーとして活躍。現在は自動車雑誌やウェブ媒体などに試乗記を書く。サーキット走りとパソコン大好き。今は自転車に凝る。

《津々見友彦》

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