7日午後6時ごろ、東京都新宿区内の都道で、横断歩道を渡っていた20歳の男性が、交差点を左折進行してきた大型路線バスにはねられる事故が起きた。男性はバスの下敷きとなり、収容先の病院で死亡。警察はバスを運転していた46歳の男を逮捕している。
警視庁・戸塚署によると、横断歩道を渡っていた練馬区内に在住する20歳の男性が、交差点を左折進行してきた東京都交通局の運行する大型路線バスにはねられた。男性は転倒した際に全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。警察はバスを運転していた46歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は新宿区西早稲田2丁目(N35.42.29.3/E139.42.47.8)付近の都道で、見通しの良い交差点。バスは交差点手前で一時停止したが、再発進した直後に後輪で巻き込んだという。
調べに対して男は「横断歩道手前で止まって確認したが、被害者の存在を見落としていた」などと供述しているようだ。