COPPA DI KOUMI開催 成人式を迎えたクラシックカーイベント

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非常に珍しいDBやCD、パナール達。実際に当時のルマン24時間耐久レースに出たクルマも
非常に珍しいDBやCD、パナール達。実際に当時のルマン24時間耐久レースに出たクルマも 全 12 枚 拡大写真

全日本ヒストリックカータイムラリー選手権『COPPA GIAPPONE2010』の第4戦『COPPA DI KOUMI』が4月10日から11日にかけて開催された。主催はコッパディ小海実行委員会。

現在『COPPA DI SUZUKA』や『COPPA DI KYOTO』など『COPPA GIAPPONE』のシリーズ戦が開催されているが、そもそもの始まりはこの長野県佐久郡小海町を起点として開催される『COPPA DI KOUMI』である。

1991年に始まったこのクラシックカーイベントは今年で20年、成人式を迎えた。毎年4月に開催されるこのイベントを楽しみにしているファンや、また、このイベントを目標にして整備に励む参加者も多く、クラシックカーイベントの中では非常に重要なポジションを持っているといえるだろう。

今年の参加台数は90台を超え、その中にはフランスのパナール(最古の自動車メーカーのひとつで1965年にシトロエンに吸収された)やDBやCD(そのパナールのエンジンをベースにレーシングカーを作製したメーカー)といった非常に珍しいモデルが6台も参加し、『COPPA DI KOUMI』の成人式に彩りを添えていた。

次回の『COPPA GIAPPONE2010』シリーズは『COPPA DI KARUIZAWA』で5月22日から23日、軽井沢の万平ホテルを起点として開催され、今年はイタリアのランチアをフィーチャーする予定だという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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