【北京モーターショー10】アウディ A8 ロング登場、富裕層にアピール

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A8L W12クワトロ
A8L W12クワトロ 全 12 枚 拡大写真

アウディは16日、『A8』のロングホイールベース車、『A8L』を発表した。実車は、23日に開幕する北京モーターショーで披露される。

詳細画像12枚:A8L W12クワトロ

A8Lは、2009年12月に発表された新型A8をベースに、ボディを130mmロング化。ボディサイズは全長5267×全幅1949×全高1462mm、ホイールベース3122mm。全長とホイールベースが130mm伸ばされたほか、全高も2mm高い。アウディによると、メルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』のロング版よりも、A8Lのボディはワイドで長いという。

通常のA8との違いは、シングルフレームグリルがハイグロスブラック仕上げとなり、マフラーが左右2本出しとなる点。また、北京で披露されるフラッグシップグレード、「W12クワトロ」は、ヘッドライトにLEDを組み込んでいる。

130mm延長されたボディの効果で、後席のゆとりは大きく向上。リアシートは独立2名がけが設定され、シートにはフルパワー調整機構やヒーター&空調機能が付く。オプションで大型コンソールやパノラマガラスルーフを用意。この大型コンソールには、格納式テーブルや冷蔵庫がセットされる。ウッドやレザーなど、最上級の素材もふんだんに使用された。

2001年に初代A8、2004年に2代目A8に設定されたW12気筒ガソリンエンジンは、3代目のA8Lで大きく進化。新しい「W12クワトロ」グレードは、旧6.0リットルに対し、ボアを拡大して、排気量を6.3リットル化した新エンジンを積む。さらに直噴の「FSI」となり、最大出力は500ps、最大トルクは63.7kgmと圧倒的スペック。それでいて、欧州複合モード燃費は8.33km/リットルと、旧6.0リットル比で12%改善している。

A8Lも、A8同様にアウディ独自のアルミ製ASF(アウディ・スペース・フレーム)構造を採用。スチール比で約40%軽いボディの効果もあり、W12クワトロは、0 - 100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)と、一級のパフォーマンスを備える。

アウディA8のロングボディは、欧州では年内に全エンジンで選択可能になる予定。23日に開幕する北京モーターショーでは、BMWも『5シリーズセダン』のロングホイールベース仕様を初公開することになっており、アウディもこのA8Lで、中国富裕層の取り込みを狙う。

《森脇稔》

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