【BMW 5シリーズ 発表】スポーティネスとエレガンスの両方を求めたデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
5シリーズ
5シリーズ 全 12 枚 拡大写真

BMWジャパンは4月下旬より新型『5シリーズ』のデリバリーを開始する。新型5シリーズのサイドデザインは、非常にBMWらしいプロポーションだ、とBMWデザイン部エクステリアデザイナーのヤツェク・フレーリッヒ氏はいう。

【画像全12枚】

「例えば、長いボンネットの先端から、ショートオーバーハング、長いホイールベースへと造形の流れが続いています。そしてリアはロングオーバーハングとなっているのです」。

そして新型5シリーズはキャビンの位置を従来比で少し後ろに下げたという。「スポーティさを出すためにキャビンの位置を下げるのは効果的です。モデルチェンジのたびに徐々に下がって来ていると思います」。

スポーティさを持たせるための工夫はそれだけではない。「クーペのようなルーフラインを持たせたことにより、スポーティかつエレガントな印象を醸し出しています。旧型よりホイールベースがおよそ8cm長くなっていることも影響しているでしょう」という。

いっぽうエレガンスを最大限に生かすためにキャビンをストレッチしたという。「長く伸ばした部分に、BMWに典型的なホフマイスターキンク(Cピラーの屈曲)を与えることで、エレガントな雰囲気を醸し出しています。長く伸びやかなキャビンとアクセントが相まって、よりエレガントになったと思います」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  2. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  3. トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. オフロード感マシマシ! JAOS、新型トヨタ『RAV4 Adventure』専用カスタムパーツを発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る