民事再生、その後の倒産率は10倍以上 帝国データバンク

自動車 ビジネス 企業動向

帝国データバンクは、民事再生終結企業の追跡調査結果を実施し、その結果をまとめた。

民事再生法が施行して10年が経過し、申請全体の4割が再生手続きを「終結」した。今回、民事再生が終結した企業の実態を調べるため、追跡調査を実施した。

2000年4月 - 10年3月に民事再生法を申請した7754社(負債総額1000万円以上)のうち、再生手続きを終結した3365社を対象に、終結後の状況、業種別、負債規模別、売上高比較、損益状況を分析した。

3365社の終結後の状況をみると、大多数の3141社が「事業を継続」している。一方で、「再倒産」は141社、全体の4.2%。この4.2%という数字は、08年度の普通法人の倒産発生率である0.4%の約10倍の発生率で、民事再生法を申請した企業の倒産率が高いことを示している。再倒産率トップの業種は「建設業」で6.1%、負債規模別では「5億円未満」が8.8%。

直近業績が判明した企業の中で、3社のうち、2社が「減収」、3割が「赤字」となっていることも分かった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  5. 『ジムニー』に収納スペースをプラス! カーメイトから「ジムニー専用 助手席下収納バッグ」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る