日本EVクラブは20日、電気自動車(EV)で1充電走行距離555.6kmを達成した記録が、ギネスに申請した結果、電気自動車による途中無充電での最も長い旅として、ギネス世界記録に認定されたと発表した。
この世界記録は、日本EVクラブで製作したダイハツ『ミラ』をベースとしたEVを使用し、09年11月17日に「東京 - 大阪途中無充電ミラEVの旅 そんなに走ってどうするの」と題して、東京日本橋から大阪日本橋までを途中で1度も充電することなく走行、1充電走行距離555.6kmを達成したもの。
記録がギネスに認定されたことについて、日本EVクラブの館内端代表は「感動しております、これをきっかけにEVについて世の中の関心が高まることを期待しております」とコメントした。
さらに、日本EVクラブではこの世界記録を自ら破る、EVによる航続距離1000km(途中無充電)にチャレンジすると発表した。このチャレンジは、5月22日、23日の両日に渡って、筑波サーキット併設されるオートレース選手養成所のオーバルコースにて行なわれる。
次なるチャレンジについて館内代表は、「1000kmは無理としても、ほぼ世界記録達成は可能」と世界記録更新に自信をみせた。