東レ、最終損益を下方修正 東京国税局から移転価格税制の更生処分で

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東レは、2010年3月期通期の連結決算業績見通しの最終利益を下方修正した。

最終損益は100億円の赤字を見込んでいたが、150億円の赤字に修正した。これは2003 - 08年度の炭素繊維複合材料事業で東レと米国子会社、フランス子会社との取引に関して、東京国税局から移転価格税制に基づく更正処分の通知を受ける見込みとなったため、2010年3月期に52億円の法人税などを見積計上する。

ただ、東レでは東京国税局からの指摘は、到底納得のいくものではないことから、正式に更正処分の通知を受けた段階で、異議申立を行うと同時に、二重課税防止の観点から相互協議の申立も行う方針だ。

売上高1兆3500億円、営業利益400億円、経常利益80億円は前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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