アバルト・デイズでサソリの魅力にしびれた

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
4月24-25日
4月24-25日 全 12 枚 拡大写真
日本ではアバルトのみのイベントはほとんど開催されていないと思われるが、24日から25日にかけてそのアバルトのみをフューチャーした『アバルト・デイズ』がニューウェルサンピア沼津(静岡県沼津市)を基点に開催された。

主催はチンクエチェント博物館とアバルト・デイズ実行委員会。そして、協賛はフィアットグループオートモビルズジャパン。

初日は伊豆、箱根を中心に200km弱のツーリングと簡単なタイムラリー、2日目はコンクールデレガンスや、アバルトの同乗走行等が行われ、エントリー台数は30台に上った。

その初日、素晴らしいロケーションとツーリングコースを主催者が用意したにもかかわらず、天気予報は悪い方向に外れ、午前中は雨と雪に見舞われた。そんな天候をものともせず参加者は元気にワインディングロードを楽しんでいた。

特にバルケッタ(イタリア語で小舟の意。小さく軽いイタリアのオープンカーを指す)のアバルト『207-Aスパイダーコルサ/ボアノ』のナビ(女性)はこの悪天候の中、オープンの解放感、そして、アバルトの走りの楽しさを存分に楽しんだようで、箱根のチェックポイントを満面の笑顔で駆け抜けていった。

翌日曜日は前日の天候がウソのような青空に恵まれ、参加者や見学者は緑の芝生の上に並べられた新旧アバルトを眺めながら、日がな一日のんびりと会話を楽しんだようである。

主催者によると、このイベントを定着させるべく来年も同時期の4月23日、24日、場所も同じニューウェルサンピア沼津を基点に開催する予定だという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
  2. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  3. ポルシェ『カイエン』次期型のEV、インテリア先行公開…14.25インチOLED製フルデジタルメーター採用
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る