VW、早くもダカールラリー3連覇宣言

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ダカールラリー(2010年)
ダカールラリー(2010年) 全 2 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは20日、2011年1月のダカールラリーに、「レーストゥアレグTDI」で参戦すると発表した。目標は、3年連続の総合優勝だ。

ダカールラリーは2009年から、開催地をアフリカから南米大陸に変更。フォルクスワーゲンのレーストゥアレグTDIは、初開催の南米で、1-2フィニッシュの快挙を成し遂げた。ダカールラリー30年の歴史において、ディーゼルエンジン搭載車の勝利は初めてだった。

今年の第31回大会も、南米大陸が舞台。1月1日、アルゼンチンのブエノスアイレスを出発し、アンデス山脈やアタカマ砂漠を経て、チリ北部で折り返し、ブエノスアイレスを目指した。総走行距離は約9000kmに達する過酷なラリーだ。

フォルクスワーゲンは、『トゥアレグ』のクリーンディーゼル搭載車、「トゥアレグTDI」をベースに開発したレーストゥアレグTDIで出走。同車は最大出力280psを発生する2.5リットルTDIを積む。5台のうちの3台が、1 - 3位を独占するという圧倒的強さで勝利した。

そして、フォルクスワーゲンは今回、2011年1月に開催される同大会へのエントリーを早くも表明。同社のウルリッヒ・ハッケンバーグ研究開発担当取締役は、「ダカールラリーはVWの技術力を示す最高の舞台。急成長中の南米市場でのブランド認知度向上にもつながる」と話した。

フォルクスワーゲンが狙うのは、もちろん、レーストゥアレグTDIによる3連覇。VWモータースポーツのクリス・ナイセン統括責任者は、「我々はダカールラリーでディーゼル3連覇という新たな歴史を作る」と、意気込みを語っている。

《森脇稔》

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