【北京モーターショー10】広汽ホンダ、3年で自主ブランド

自動車 ニューモデル モーターショー
広汽ホンダ 理念 EVERUS
広汽ホンダ 理念 EVERUS 全 6 枚 拡大写真

ホンダは23日、北京モーターショーで現地資本との合弁会社、広汽ホンダのオリジナルブランド『理念』のコンセプトモデルを世界初公開した。

画像6枚:理念コンセプト

トランクリッドを持つ3ボックスセダンタイプの理念コンセプトは、車体はそれほど大きくないが、縦2列のヘッドランプや大型のフロントグリルなど、相当にエッジの効いたデザインが与えられている。「明確な独自性を持つデザイン、3ボックスを好むユーザーが多い中国市場の特性を考えて作った」(広汽ホンダ関係者)

2010年12月に例年より1か月遅れで行われる広州モーターショーでは量産車を発表するという。ホンダの福井威夫前社長が広汽ホンダに開発機能を持たせる方針を打ち出したのは2007年の夏。3年目にして自主ブランドモデルの概要を発表できるところまでたどりついた。新車開発のノウハウの移転は想像以上に早く進展しているようだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る