白井日野社長「海外で稼げる事業構造に」

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27日、決算発表会見での白井芳夫社長(写真=池原照雄)
27日、決算発表会見での白井芳夫社長(写真=池原照雄) 全 1 枚 拡大写真

日野自動車は27日、2010年3月期決算と、今期予想を発表した。前期の1 - 3月期は固定費削減などにより営業利益が199億円と急回復。今期は東南アジアでの販売拡大などにより、営業利益は22.1倍の250億円を計画している。

今期の世界販売は海外で22%の大幅な伸びを見込み、全体では16%増の10万2000台を計画。売上高は9.4%増の1兆1200億円を予想している。純利益は前期30億円の赤字から110億円の黒字に転換する。

白井芳夫社長は「予断を許さない状況が続くが、原価改善と固定費削減を継続し、海外で確実に収益をあげる事業構造に変革させたい」と述べた。拡大が見込める東南アジアなどでは「市場適格車」を提供して販売増につなげるため、開発や生産の「現地化」を進める方針を強調した。

《池原照雄》

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