【Eクラスカブリオレ 日本発表】コンペティターはEクラスクーペ?

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Eクラスカブリオレ
Eクラスカブリオレ 全 9 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本が20日より発売した『Eクラスカブリオレ』はソフトトップを採用している。近年のカブリオレはハードトップを採用する例が多く、メルセデスベンツにおいても『SLKクラス』や『SLクラス』も「バリオルーフ」と呼ばれるハードトップである。

副社長の上野金太郎氏は「デザイナーは初めからソフトトップしか考えていませんでした」と話す。その理由として、「ファブリックのフィーリング、そしてサイドから見たときの、洗練された優雅なシルエットにこだわったからなのです」という。

そのソフトトップは「アコースティックソフトトップ」と呼ばる。厚さ23.5mmの多層構造は遮音性に優れ、ロードノイズや風切り音を効果的に吸収する。上野氏は「ソフトトップを閉めた状態であれば200km/h以上で走っていてもハンズフリー電話で会話が出来るほどなのです」と静粛性をアピールした。

「オープンクルージングを楽しむ一方で、必要であればクーペのように十分な静粛性を手にすることが出来ますので、Eクラスクーペのコンペティターにもなると思います」

開閉に関しては車速40km/h以下で可能で、開閉時間は片道約20秒である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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