サーブは7月15‐18日の4日間、スウェーデン・トロールハッタンにおいて、「2010サーブフェスティバル」を開催すると発表した。
このフェスティバルは毎年行われているもので、世界中から熱狂的なサーブファンが集結。2010年はサーブがオランダのスーパーカーメーカー、スパイカーカーズ傘下となって、初の開催となる。
今回は、デビュー50周年を迎えたサーブの名車、『96』と発売されたばかりの新型『9-5』が主役。サーブ96は、1960年に登場。独特のフォルムを持ったクーペで、1980年までの20年間に、累計50万台を販売するヒット作となった。伝説的ラリードライバー、エリック・カールソン選手が1960 - 1962年、3年連続でRACラリーを制したことでも知られる。
フェスティバルはサーブ博物館を拠点に開かれ、パレードや工場見学など、さまざまなイベントを予定。サーブのヤン・オーケ・ヨンソンCEOは、「2010年のフェスティバルは、新生サーブにとって特別なもの。ブランド存続を支援してくれた多くのファンに感謝したい」と、コメントしている。