シビック天然ガス仕様、個人向け販売拡大…米国4州目

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シビックGX
シビックGX 全 2 枚 拡大写真

米国ホンダは26日、『シビック』の天然ガス仕様、「シビックGX」の販売をオクラホマ州で開始すると発表した。

シビックGXはシビックをベースに、燃料を天然ガス(CNG)対応としたモデル。その個人向け販売は、米国では2006年に開始された。当初はカリフォルニア州限定だったが、ニューヨーク州、ユタ州へ販売エリアを拡大。そして今回、オクラホマ州でも個人向け販売が可能となった。

これでシビックGXの個人向け販売担当店は、カリフォルニア州に43、ニューヨーク州に19、ユタ州に8、オクラホマ州に3の合計73拠点。また、法人向け販売を行うディーラーは、全米33州に134か所を擁する。

シビックGXは、米国では天然ガス価格の安さと、税制面の優遇策のおかげで、着実な販売実績を上げている。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地10.2km/リットル、高速15.3km/リットルと良好。排出ガス性能は、ガソリンモデルよりもクリーンというメリットも備える。

ホンダは現在、米国で唯一、天然ガス車の個人向け販売を実施している自動車メーカー。生産はインディアナ工場において、通常のシビックと同一ラインで行う。米国ホンダのエルマー・ハーディ氏は、「我々は今後も環境に優しい天然ガス車の普及に努めていく」と語っている。

《森脇稔》

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