4月28日正午ごろ、静岡県焼津市内の東名高速道路・焼津インターチェンジ(IC)で、料金所に向かっていた乗用車が路外に逸脱。ランプウェイを走行していた静岡県警・高速隊のパトカーに衝突する事故が起きた。パトカーの警官2人が重軽傷を負っている。
同隊によると、双方の車両は中破。パトカーを運転していた30歳の巡査長が胸部強打の重傷。助手席に同乗していた50歳の巡査部長も打撲などの軽傷を負った。警察は逸脱側のクルマを運転していた同市内に在住する76歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。
現場は焼津市八楠(N34.52.40.0/E138.18.14.9)付近にある東名高速道路・焼津IC内。料金所の約150m手前で、上下線は植栽で仕切られている。乗用車はランプウェイを料金所に向かって進行。パトカーは上り本線に向けてランプウェイを進行していた。調べに対して女は「スピードを出しすぎていた。ブレーキを踏もうとしたが、誤ってアクセルを踏んだ」などと供述しているようだ。