パトカー追跡のクルマ電柱衝突、事故に巻き込まれた女性も死亡

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4月29日午前3時55分ごろ、愛媛県宇和島市内の国道56号で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。道路右側の電柱に激突する事故が起きた。この事故により、逸脱車の運転者と、近くを走行していたクルマの運転者が死亡している。

愛媛県警・宇和島署によると、事故が起きたのは4月29日の午前3時55分ごろ。これより約5分前の午前3時50分ごろ、宇和島市内の国道56号をパトカーでパトロールしていた同署員が信号を無視した乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーは約2kmに渡って追跡。クルマは宇和島市寄松(N33.12.0.5/E132.33.22.2)付近の国道56号で前走車を強引に追い抜こうと対向車線側に進入した際にスリップ。そのまま道路右側の路外に逸脱し、電柱に激突している。

この事故で逸脱車は大破。運転していた同市内に在住する20歳の男性が車外に投げ出され、頭部を強打、近くの病院に収容されたが約4時間後に死亡。

また、逸脱車に追い抜かれた乗用車を運転していた同市内に在住する59歳の女性も事故に巻き込まれて即死している。大破した逸脱車のエンジン部品(発電機、重さ約5kg)が女性の頭部を直撃、これによる受傷が原因で死に至ったとみられる。

現場は片側1車線の直線区間。警察では速度超過とハンドル操作ミスが事故の主因としている。

《石田真一》

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