クライスラー米国新車販売、過去最高の伸び…4月実績

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タウン&カントリー(グランドボイジャー)
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クライスラーグループは3日、4月の米国新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は9万5703台。前年同月比は25%増と、2か月ぶりにプラスに転じると同時に、2005年7月以来、過去最高の伸び率を記録した。

4月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比61%増の2万2386台、「ジープ」がプラスマイナスゼロの1万9645台、「ダッジ」が24%増の5万3672台だ。

クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)が、前年同月比80%増の1万3367台をセールス。これは4月限定の販促キャンペーンの成果である。

また、セダンの『300』シリーズが前年同月比40%増の4127台、セダン&コンバーチブルの『セブリング』が207%増の4053台と好調だった。

ジープブランドでは、『リバティ』(日本名:『チェロキー』)が前年同月比6%増の3490台をセールス。『パトリオット』が21%増の2404台、『コンパス』が103%増の1443台と販売実績を伸ばした。

ダッジブランドでは、販促キャンペーンの効果で、ミニバンの『グランドキャラバン』が前年同月比56%増の1万0435台を販売。『チャージャー』は90%増の8944台、『アベンジャー』は340%増の6000台を売り上げている。

クライスラーグループのフレッド・ディアス販売担当役員は、「4月販売は、対前年同月比で過去最高の伸び率。これに満足せず、さらなる伸びを追求していく」と、攻めの姿勢を表明している。

《森脇稔》

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