ひき逃げ事故を起こした女、殺人未遂で追送検

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今年3月、千葉県館山市で飲酒運転中にひき逃げ事故を起こし、自動車運転過失傷害などの容疑で逮捕・起訴されたフィリピン国籍を持つ41歳の女について、千葉県警は6日、「未必の殺意が生じていた」として、殺人未遂容疑で追送検した。

千葉県警・館山署によると、問題の事故は2010年3月6日の午前3時15分ごろ発生している。館山市薗(N34.59.57.3/E139.55.24.5)付近の国道128号で、交差点を右折しようとしていた新聞配達員の原付バイクに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突した。

バイクを運転していた46歳の男性は追突してきたクルマの下敷きとなったが、クルマを運転していた外国人の女はアクセルを吹かし、男性の体を乗り越えて逃走。男性は近くの病院に収容されたが、腰の骨などを折る重傷を負った。

警察では同日朝に出頭してきたフィリピン国籍を持つ41歳の女を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(酒気帯び運転、無免許運転)の容疑で逮捕したが、取り調べの過程で女は「無免許と飲酒の発覚を恐れた」、「相手が死んでも構わないと思った」などと供述していた。

警察では事故当時の女に「未必の殺意が生じていた」と判断。検察は女を自動車運転過失傷害などの罪で起訴していたが、殺人未遂容疑でも追送検することを決めたという。

《石田真一》

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